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平成28年5月15日(日) NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構・教育研修委員会主催(岩瀬拓士委員長)の第14回マンモグラフィ読影指導者研修会に参加してきました。
講習会の開催方法、講習方法、教材などの問題点についての討議のほか、更新講習会やデジタル診断についても討議して参りました。
今回は、4Kタブレットを用いたマンモグラフィーの診断の試みが行われたり、
新しい所見"Segmental Asymmetric Density(SAD)"の提唱があり、
今後この概念について検討していく方針となりそうです。

従来のFADよりも区域性・広範囲に及ぶ病変を捉える概念で、
石灰化病変がclustered,grouped〜segmentalとあるように、
石灰化を伴わない陰影(density)もfocal〜segmentalとした方が、
病態をうまく捉えられるようになるのではないかとの提起でした。

従来通り読影試験も行われ、
評価A(sensitivity:95.3%(Ave.93.0) specificity:100%(Ave.95.7))の成績でした。
今後の対策・任意型検診に活かして行きたいと思います。
いつも沢山の方々のご来院ありがとうございます。